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日本以外では、アジアの都市情報は今WEBには非常に少ない状況にあります。
先進国のそれとの比ではありません。
数少ない入手先といえば、観光サイトとなっています。
憂慮すべきことです。

私達がわかりあうためには、
その人がどのような所で、どんな生活を送っているのかを知ることが必要です。
投資を求めるうえでも、多くのアジア諸国にとって
WEBにおける都市情報は非常に重要なもののはずです。

それが少ないのです。

都市情報といっても様々です。
ジュネラルインフォメーション、統計、地理、観光名所、流行、エンターテイメント、 そこに住む人々、建築物、市政、交通状況、インフラ、歴史、教育機関、、、、
しかし、観光目的以外の都市情報にWEBの上でふれることは今非常に困難な状況です。
もっとも、そのような情報が「都市情報」として存在することはないのかもしれません。
都市が人や建築物、文化の蓄積でなりたっているように、
都市情報もコンテンツの集合でなりたつのが自然なはずです。
WEBもその意味では私達の世界と同様なのです。

ところで、現実の街には都市計画があります。都市のより健全な発展をうながし、
将来を見すえ、人々によりよい生活環境を提供するものです。
具体的な内容はインフラや規律の整備と、基本的な施設の建造などです。
これらが必要なのは現実の都市においてのみでしょうか。

つまり、アジアの行政機関が自らの基本的情報公開を計画的にすすめることにより、
都市情報の枠組をつくり、一つ一つのサイトが自らの存在を認識できるようにし、
また欠けているのが何であるのかを明らかにすることができるのでは、と思われるのです。
空白は周りが空白ではその存在が見えません。しかしそこに箱があったなら、
その中は必ず誰かが埋めようとします。

インターネットはグローバルな情報インフラですが、
カテゴリーとしての都市の存在は、大きな意義をもっているはずです。
実社会の枠組がインターネットにも採用されるべきというのではありません。
情報世界と現実世界とのリンクの上で、
一つの視点、または一つのアクセスルートとして、
都市という概念はアジアのインターネットの将来を担い得ると思われるのです。

Hot Story Back Numbers

Part 1:[Chinese Dishes] Part 2:[Asian Movie]
Part 3:[Asia Internet Backbone] Part 4:[Asia Music]
Part 5:[Asian Fighting Style] Part 6:[Asian Education]

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