Realaudio Special

アジアの音楽が世界の音楽シーンに数えられるようになったのは、 つい最近のことではないでしょうか。 めざましい経済発展に支えられながら、 マーケット的にも認知度的にもアジア音楽は急成長を遂げました。 しかしその過程では、 伝統音楽の衰退や音楽それ自体の産業化などの問題、 欧米の後を追いかけることから先に進めていないといった批判もあり、 少なくとも”量としての音楽成長”それ以外では、 世界に先駆けて アジア音楽は多くの問題に直面していると考えねばなりません。 ここでは、私たちの身近なアーティストから歴史となりつつある音にまで さまざまな音楽に焦点をあてながら、 現在のアジアの音楽、そしてその未来について 考えてみたいとおもいます。