ルート

京都市内 → 国道9号 → 福知山 → 国道9号 → 加悦町

ふるさと館 → ちりめんロード → 木綿屋六右衛門碑(愛宕さん)
→ 宝厳寺山門・天満宮・吉祥寺(手米屋小右衛門碑)・実相寺 → 染色センター

概要

国道9線を福知山まで行き、176号の山道をさらに北上。
与謝峠のトンネルを向けると大江山の麓に広がる「加悦町」が見えてきます。
古墳が点在し、考古学ファンがよく訪れるというこの町は、
木綿屋六右衛門、手米屋小右衛門が西陣でちりめんの技法を習得し、
丹後ちりめん繁栄の基礎を築いたところです。

ポイント


1.「与謝トンネル」、「おおばトンネル」と抜け、しばらくすると右手に「道の駅シル
クのまち・ふるさと館」が見えてきます。
ここには、ちりめんの生地から、ハンカチやソックスなど、シルクを使った様々な製品が
揃っており、まずは、下調べもかねて「ちりめんの魅力」を堪能。これから回る「ちりめ
んロード」探索への意欲が沸きます。
「ふるさと館」でひとしきりちりめんの美しさを楽しんだら、バイパスと野田川を横切り、
金屋の町に入ります。

2.ゆっくりと車を走らせ、分かれ道で「縮緬之道」という石碑が見えたら、ここからが
「ちりめん街道」の始まり。道幅が狭いので、出来れば徒歩にて散策するのがベストです。

3.織機の音を楽しみながらさらに進むと左手にレンガを敷き詰めた「後野かたらいロー
ド」があります。この先には「愛宕さん」や木綿屋六右衛門の石碑にも出会います。

4.来た道を戻り再びちりめんロードを進むと左手に町の指定文化財の「宝巖寺山門」が
迎えてくれます。また、周辺には手米屋小右衛門の石碑がある「吉祥寺」や眼下にちりめ
んロードの町並みが一望できる「実相寺」が隣接しています。

5.細い路地の右左に昔の風景そのままの町並み。中からは心地良い織機の音が響いてき
ます。遠慮がちに、窓から中を垣間見ると「まゆ」から「生地」への織りの工程が見られ、
その、軽快なリズムにしばらく見入ってしまいます。

6.「ちりめんロード」さらに奥へ。橋を渡り町役場を過ぎてしばらくすると野田川町と
の境に位置する「加悦町染色センター」があります。ここでは、ちりめんに関する研究開
発が進められており、普段の見学はもちろん、定期的に染色教室も開催されていますので
是非一度体験してみて下さい。

   

[1]学研都市:21世紀体感ルート       [2]京の真ん中:不思議伝説ルート 
[3]宇治:物語世界への散歩ルート       [4]加悦:ちりめんロード散歩ルート
[5]舞鶴:ロマンティック・ドライブルート   [6]南山城:山背古道(リンク)  
[7]木津川:サイクリングルート        [8]伏見:ほろ酔い散歩ルート