今回の特集「アジアのクリスマス」は、いかがでしたでしょうか?
私たちが1996年9月から手掛けてきた「ホット・ストーリー」も今回をもちまして最終回を迎えることになりました。
最後に、今回の「アジアのクリスマス」の担当者3人の「アジア」に対する熱い思いを掲載することで、1996年度「ホット・ストーリー」の幕を下ろしたいと思います。
臼井大介
私は、Asia Internet Plazaの「ホット・ストーリー」に今回を含めて5回ほど記事の作成に関わらせて頂きました。<当初はどのようなコンセプトを切り口と定めればいいのかも分からないほど苦労しましたが、「アジアの音楽」以降は形式も定まり、私たちの主張も十分載せられるようになったと思います。
私たちが言いたかったことを率直にいえば、「アジアから目を離すな!」です。アジアの文化には、未だもって発見されていない優れた文化があります。それを知るための先駆けとなって欲しいという希望を込めて、今まで作成してきました。少しでも手助けになればと思います。
広石透
Asia Internet Plazaの「ホット・ストーリー」には今回も含めて、3回ほど関わりました。それによって、いままであまり関心のなかったアジアが、臼井君がいうように、これからは見逃すことが出来ない存在だということに気づかされました。いま、確実にアジアは力をためています。そして、徐々にその爪を見せ始めることでしょう。いや、もう見せ始めています。このAsia Internet Plazaがみなさんにとって、その熱いアジアを理解する上でより良い存在であることを願っています。
鈴木貴士
私がこのページの製作にたずさわらして頂いたのは
終盤の本当にわずかな期間だけでした。しかし、この製作中、常に心がけていたのは
この動き続けるアジアの鼓動をリアルタイムで世界の人々に届けようということです。
私が特集記事の取材をしているわずかな時間にもアジアの世界は日々刻々と
動きを見せてくれました。時には変動の早さに本労され
原稿を全て書き改めなければならないことさえありました。
しかし、私はこうした苦労も決して苦にはなりませんでした。
なぜなら、動き続けるアジアを肌で感じる喜びを知っているからです。
私たちのページは変わりゆくアジアの姿を写す鏡でありたいと考えています。
そして、皆さんに私たちと同じ喜びを味わって欲しいのです。