第2回ワークショップ


●Himan-Powered BV(バンブービレッジ)

 ――オンライン通信のロールプレイ



 「Human-Powered BV」は、参加者自身によるロールプレイのアトラクションです。

 あるメッセージをそれぞれが受け取るために、床に示されたライン(回線)を通り、サーバー(プロデューサーの竹村さんの役)にパスワードを告げ、バンブービレッジに入っていきます。そして着信有りの旗の立つ自分の家のメールボックスにあるメッセージを受け取り、そのメッセージを親子で表現する、というプログラム。

 メッセージの指示により参加者で表現された言葉や絵は、当日16歳の誕生日を迎えたメンバーへのお祝いの気持ちを表したものでした。



 [スタッフからのコメント]

 ここでは、ネットワークのしくみを理解するだけでなく、自分の家とその位置を空間で体感することで、ひとりひとりがオンラインコミュニティの住人であるということを再確認することになったようです。

 また参加者同士、顔を合わせるのは2度目にもかかわらず、最初から打ち解けた雰囲気があり、オンライン・コミュニケーションによって相互の関係が深まることを実感することができたようです。

 さて、このワークショップでは12月16日-22日の間、ジングルベルプロジェクトというプログラムを実施します。これは、バンブービレッジ(BV)上の各家々の前にそれぞれの親子がデザインし内容を考えた店を出していただくもので、BVに市(いち)が立つことになります。お店で売るものは、品物でもサービスでもデジタルでもアナログでも何でも構わないのです。

 次回のスクーリングではこの課題の発表を行い、それぞれが店の名前とデザインを披露し、プロモーションを行って頂くことになっています。

 今回すでに子供たちからは実際のアイデアがいくつも出てきましたが、親子単位で取り組むテーマなので、今後親子がどんなやりとりを経て準備を進めていくのか、出店が楽しみになってきています。



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