第2回ワークショップ


●糸電話パフォーマンスでインターネットを体感する



 インターネットのしくみについて、パソコンのモニター上で説明や講義を展開するのではなく、「糸電話」というもっとも原始的な手法を体験しながら、理解していく手法をとってみました。

 一対一の糸電話でのコミュニケーションに始まって、それに枝になる糸電話を一つ一つ増やしていくのですが、糸がぴんと張っていればどれにも伝わる。次に、そうしてできた塊同士(島)をつなげていきますが、島の枝から発信しても、他の島全体に伝わっていく。大きな3つの島をつなぐと、きちんと糸が張られていれば確実に音は伝わる。最後にもともとつないだ島を切り離しても、繋がっている部分を通して音を伝えあうことができるということを体験しました。



 [スタッフからのコメント]

 糸電話というシンプルな手段ながら、伝えあうことの面白さを体感することが出来ました。

 

 こどもにもわかりやすく、大人にも糸電話というシンプルな手段ながらも、改めて気付かされることがあったように見受けられました。オンラインネットワークを理解するのには効果的なプログラムであったと考えられます。あわせて紹介した、音楽家の水嶋さんによる糸と紙コップを使ったユニークな演奏も、もっと長く聴いていたいとリクエストがでるほど。会場をリラックスした雰囲気に包んでくれました。


水嶋さんの演奏です。

ミッキーマウス[AIFF形式WAVE形式

マイケル・ナイマン(その1)[AIFF形式WAVE形式

マイケル・ナイマン(その2)[AIFF形式WAVE形式

←前のページへ                  次のページへ→



目次ワークショップについて|スクーリング|オンライン