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彦一はさっそく町へいき、 おまんじゅう屋さんで、おまんじゅうを食べました。 いくつも食べるうちに、口のまわりに あんこがついたので、 それをぺろりとなめたところ・・・・ 「お、おばけだあ!」 おまんじゅう屋のおじさんが、さけびました。 なめたところの灰がおちて、彦一の口だけがぽっかりと浮かんでいたのです。 「おばけがおまんじゅうを食べてるぞ」 |
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彦一は、わらいながら、走りだしました。 でも、口は見えているので、人びとはおいかけてきます。 どんどん走るうちに、汗で灰がおちてきます。 彦一の体が、あっちが見え、こっちが見えてきます。 おいかける人びとは、どんどんふえます。 とうとう彦一は、川へとびこみました・・・・・。 灰はすっかりおちてしまい、彦一のいたずらも、これでおしまい。 つぎの日からは、いろいろなお店ではたらいて、 みんなにあやまりました、とさ。 |
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