室戸オーシャンエコツアー・ガイド
■室戸
高知市から東へ78キロ、高知県の東南端に位置するまち。太平洋に鋭く突き出したような逆三角形の半島で、海に向かって山が落ち込んだような格好の断崖には、荒波が打ち寄せています。
土佐の古式捕鯨の発祥の地として知られ、かつては捕鯨で栄えた港町ですが、現在は「くじらの里・室戸」をキャッチフレーズにかかげクジラの文化と歴史を誇るなど、高知県東部のホエール・ウォッチングの基地となっています。室戸沖は、繁殖のために南下し、採食のために北上するクジラのちょうど通り道となっています。
■ウォッチング・エリア
深い海に潜るのが好きなマッコウクジラは、室戸の東の海に姿を見せます。
この辺りの海は、陸地に近いにもかかわらず、水深が1、000m以上もあり、マッコウクジラにとって、絶好の大潜水を楽しむポイントとなっています。そして、この海域こそ高知県唯一のマッコウクジラのウォッチングポイントです。
■室戸のクジラに会う
マッコウクジラ
室戸辺りで最もよく見ることのできるクジラはマッコウクジラです。室戸岬周辺は温暖な浅海域と深海域があり、ザトウクジラやハナゴンドウなど様々なクジラの群を1年を通じて見ることができます。
室戸オーシャンエコツアーに出発
96/7/1更新 (C)高知県