第1回ワークショップ


●オンラインコミュニティをつくる

 コンピュータールームに集合。これから参加者達でつくるオンラインコミュニティ・Bamboo Village(バンブービレッジ)についてレクチャーを受けます。

 まずは、お絵描きソフトやカラーザウルスを使って、親子ペアでバンブービレッジに建てる自分の家のデザインをします。

 さて、それぞれがデザインした家を画面に取り込む一方、バンブービレッジの暮らし方、つまりファーストクラスを使ったオンラインコミュニティへの集まり方、メッセージの載せ方などを実際にやってみます。










[スタッフのコメント]

 親子の共作により、短い時間で各々の独創的な家ができあがりました。出来たてのオンラインコミュニティにも、あっと言う間にメッセージが書き込まれ、オンラインコミュニティのリアリティもすぐにつかんでいただいた様子で、参加者達のセンスの良さを伺い知ることが出来ました。

 また、これからのオンラインコミュニティでの生活について積極的な意見がいくつも提案されました。

「ちびっこだけが集まれる広場をつくれないか?」

「参加者の誕生日リストをつくって、ネット上でお祝いしよう」

「参加できなかった家族のIDも出して欲しい」

「焚き火(チャット)の時間を決めませんか」などなど。

 年齢差のある参加者同士でどうなることやらと思ったがとても楽しめたという感想をはじめ、出会ったばかりの人々が、これからコンピュータを介してどのように関係性をつくっていくのか等、期待と不安も入り交じっている様子がありました。

 ワークショップとオンラインインターバルのバランスでどこまでコミュニケーションというものを理解できるか。ともあれ、こうして私たちの試みははじまったのです。

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