子供の世界
Kid's Digital News

1996年5月3日(祝)・4日(土)・5日(祝)



武蔵野の自然と触れあいながら、
ホームページ作りに挑戦!

パソコンを「目的」ではなく遊びの「道具」として使ってみようと企画された教室『第2回デジタルハイキング』(主催:ニッポン放送/後援:日本アイ・ビー・エム他)が、5月3日〜5日の3日間、東京・武蔵野市の井の頭(いのかしら)自然文化園で行われました。今回は「インターネットで紹介しよう−ぼくらの街 in 井の頭自然文化園」をテーマに、子どもたち自身がホームページ作りを体験する企画。参加した小中学生とその親のペア40組が、世界に一つしかないオリジナリティ溢れたホームページ作りにチャレンジしました。


園内の資料館2階の教室に用意されたテーブルに一人一台IBMのパソコンAptivaが置かれ、参加した14組の親子はまずデジタルハイキング事務局の室屋秀樹さんからマウスの動かし方、クリックの操作など基本の手ほどきを受けました。 そして今日の本題であるインターネットの仕組みについて説明を受け、実際に世界中の子ども向けサイトのホームページをハイキング。画面に現れるNASAやディズニーランドの様子に子どもたちの気分はすっかり国際人といったところです。


午後からは一人に一台渡されたデジタルカメラと白地図を持って、ある親子は動物園へ、ある組は水族館へ、植物園や彫刻館へとホームページの素材探しに出かけていきました。

教室に戻ると早速、ホームページ作りの開始。たくさん撮ってきた写真をパソコンにスキャンして、その中から気に入った写真をホームページビルダーというソフトのフォーマットにそってはめ込むデザイン作業にチャレンジ。次にその写真にタイトルやコピーをキーボードを操作して入力しましたが、子どもたちにとって文章を考たり、文字を打ち込む作業がなかなか難しかったようです。


お父さんと参加した竹内麻衣さん(練馬区立大泉西中2年)は「自然の中でパソコンの勉強ができるなんて、とってもHappyな一日だった」。また、大野百合香さん(練馬区立立野小3年)のお父さんからは「親子ともども貴重な体験となった」と感想をいただきました。「大切なのはパソコンという道具を使って子ども自身の世界や可能性を広げたりすること」というデジタルハイキング事務局の方針は、子どもたちとコンピューターの正しい関係を広めていくことになるのでしょうね。


さあ、では次のボタンをクリックして、40組の親子が一生懸命取り組んだ力作ぞろいのホームページをご覧ください。



子供の目から見たチェスとは

カスパロフ対ディープ・ブルーのチェス・マッチ (英語) について

レディスミス・ブラック・マンバゾ と子供が歌うグローバル・コーラス


[ スモール・プラネット・パビリオン日本 ]
[ ご意見・ご感想 | 著作権 | 商標 ]
[ インターネット1996ワールドエキスポジション | 日本IBM ]