チェス盤は、列と行で構成されています。チェス盤の横方向が「列」で、1列目(白の駒がゲームを開始する列)から8列目(黒の駒がゲームを開始する場所)まであります。
チェス盤の縦方向が「行」で、a行(クイーンのルークが置かれている行)からh列(キングのルークがゲームを開始する行)まであります。
ゲーム盤は現在の位置を示しています。プレーヤーの名前がゲーム盤の上下(先攻の白駒のプレーヤー名は下、後攻の黒駒のプレーヤー名は上)に表示されます。表示時間は残り時間で、最初の40手までは2時間、次の20手までは1時間と表示され、それ以降は決勝ラウンドと表示されます。これを、3つのクォーターからなるフットボールと比較してください。ただし、各チームが特定の回数だけプレーしないと、負けになります! 駒を動かす順番は、最後のプレーヤーのムーブ(駒の移動)が表示されることで分かります。
駒の動かし方キング(王)は任意の方向に1目だけ移動できます。クイーン(飛車+角)は任意の方向に任意の目だけ移動できます。 ビショップ(角)は任意の対角線方向に任意の目だけ移動できます。 ルーク(飛車)は垂直方向と水平方向に任意の目だけ移動できます。 ナイト(桂馬に似た駒)はL字形に移動できます。つまり、横に1マスと縦に2マス(桂馬と同じ動きです)、または縦に1マスと横に2マス(桂馬には無い動き方です)という移動ができます。 ナイト以外の駒はチェス盤上でジャンプできませんが、ナイトは馬のようにマス目の間をジャンプすることができます。また、駒は他の駒(相手または自分の駒)にブロックされているとき、相手の駒が置かれているマス目に移動してその駒をとることができます。 すべての駒(ポーンを除く)は、通常の移動時と相手の駒をとるときの移動方法が同じです。ポーンだけは一度に1マスだけ前進し、後退はできません。ただし、開始位置にあるポーンは最初の1手のときに限り2マス移動できます。ポーンで相手の駒をとるときは、正面の駒ではなく斜め前方の駒をとります。駒がポーンの正面にある場合は、そのポーンがブロックされます。しかし、ポーンの斜め前方にある場合は、ポーンがその駒をとることができます。 相手の次の1手で自分のキングがとられる状態を、「チェックされた」(将棋でいう“王手”です)状態といいます。チェックされたプレーヤーは、チェックから逃れるために適切な手を打たなくてはなりません。この時、どのような手を打ってもチェックから逃れられなくなった状態を、チェックメートといいます。チェックから逃れるには、キングを移動するか、相手の駒をブロックするか、あるいは相手の駒をとるか、です。 チェックメートされるか、時間切れになったプレーヤーが負けとなります。
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