“中央気象台午前6時発表の東京地方の天気予報を申し上げます”、東京電話の受話器からこんな声が流れて「電話の天気予報」が実験的に始まったのが、昭和29年9月1日でした。当初は商用試験としての実施でしたが、台風シーズンとも重なったため、利用者が1日に1万通も殺到しました。このため呼出番号「222」を与えて、同年9月22日から正式サービスの開始となりました。現在では、呼び出し番号も「177」と変わり、気象衛星からのデータから予測する確度の高い気象情報を提供しています。