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バリアフリーについて(2)

インターフェイスガイドライン(1)

以下は高知県エキスポページを制作する際に用いたガイドラインです。

なお、具体的なHTMLの文法やWEBページを制作するための手順については、専門書をご覧ください。

バリアフリーのために

前述の通り、テキストのみで一読して意味の通じるページであることが、バリアフリーの必須条件です。

インライン画像には ALT="〜" を記述する

WWWに画像を表示させるには<IMG>タグを使いますが、この中でALT="〜"を併用すると、画像表示不可能な環境では、代わりの文字を表示させることができます。

1ページの内容は直線的な流れにする

1ページの中での内容の流れは直線的な流れにするべきです。
ページ内で分岐構造をつくってしまうと、流れを理解するのが難しくなります
もちろんページ間の繋がりに関してはこの限りではありません。

フレームは使用しない

Netscape2.0以降で採用されたフレーム機能(ページを分割して、別書類を同時に表示する)は、直線的な流れに反するので、今回は使用しません。

フォントサイズを端末で大きくした時でも、内容の崩れないデザインにする

弱視の人がコンピュータを用いるときには画面フォントを大きくして使用することがありますので、そのような条件を想定したデザインにしています。

クリッカブルマップは画像以外でも選択できるようにする

一つの画像に複数のリンクを設定した"クリッカブルマップ"は最近よく用いられますが、画像が見られない環境では、このマップからのリンクは一切参照できません。

例えば、以下のようにするべきです。


[ABCへ] [XYZへ]

マップ画像の下に、テキストで同内容のリンクを設定しておくと、どの環境でもリンクをたどっていけるわけです。

音声データ内に内容のある言葉が含まれている時は、
同内容の文字情報を提供する

音声の再生が不可能な環境でも意味のわかるページにするべきです。

Java,Shockwaveのページの扱い

a) 非対応環境で見ても内容が理解でき、リンクを選択できるようにする
b) 上記が不可能な際は同内容の「通常ページ」を作成して、選択式にする

テキスト出力で確認する

ページ作成段階で、Netscapeなどの「テキスト出力機能」をつかって、テキストだけの状態で一読して確認してください。一読して内容が把握できれば合格です。


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