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大方オーシャンエコツアー・ガイド


■大方町

砂浜大方町は、高知市の西、約100kmに位置する人口約1万人の小さな町です。この町でホエールウォッチングの活動が始まったのは、1989年8月1日。間もなく大方町遊漁船主会が発足し、今日に至っています。大方町では、ホエールウォッチングを楽しむだけではなく、ラッキョウ畑(可愛い紫色の花が咲く)や松林、美しい砂浜があります。また、遠く東南アジアや、台湾、中国などから黒潮に乗ってやってくる漂流物を砂浜のいたるところで発見することもできます。
大方町には「砂浜美術館」(館長・クジラ)(春〜秋に不定期開催)というイベントがあります。この美術館には、「砂像コンテスト」「Tシャツアート展」「はだしマラソン」「漂流物展」などのプログラムがあり、大方町の自然を満喫する人々で毎年賑わっています。

■ウォッチングエリア

地図
地図大方町辺り(幡東海域)で最もよく見ることができるクジラはニタリクジラです。浅海域を好み、ずいぶん前から目撃されており、以前は海岸からウォッチングを楽しむことができました。漁師さんはカツオクジラと呼び、鰹を連れてくるクジラと共存していました。定住型で季節移動がなく、年間を通じて見ることができます。また、船の舳先から花火のように飛び出す飛び魚の飛行や、波間にただようように泳ぐマンボウ、船と一緒に泳ぐイルカの群れなどを見ることができます。すぐそばに四万十川の河口があります。

■大方のクジラに会う

ニタリクジラ
ニタリクジラ
大方町辺りの海では、親子のニタリクジラを見掛けることが多く、好奇心の強い仔クジラは、しばしば船を親クジラと間違えてすり寄ってくる時もあります。親クジラの方も茶目っ気たっぷりで、海の中から、人間をウォッチングにやってくることもあります。
ニタリクジラのウォッチングの醍醐味は、豪快なブリーチング(ジャンプ)を何度も見せてくれます。1994年からは個体識別の調査も実施。IDナンバーだけではなく、それぞれの特徴によってニックネームをつけて、ホエールウォッッチングを楽しんでいます。
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