絵有り

蘆屋道満大内鑑(あしやどうまんおおうちかがみ)
保名内(やすなうち)

前篇の山場・第四段葛の葉子別れの場面。和泉の国信太森(しのだのもり)の白狐が阿倍保名と夫婦となって、一子晴明(陰陽師の祖阿倍晴明)をもうけますが、その正体を現して去ってゆきます。
障子に残した歌一首
「恋しくばたづねきてみよ和泉なる
       信太の森の恨み葛の葉」


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