明治2年(1869)12月25日に電報サービスが開始されて以来、緊急時の連絡手段として利用されてきた電報ですが、普及と共にその9割を祝い事やお悔やみ用として人生の節目を彩る“心のメッセージ”と役割を変えてきました。そして登場したのが、電文だけでなく電報を開くと軽快なメロディが流れるメロディ電報です。メロディは台紙に取り付けられた薄型電子オルゴールが光センサーのスイッチ作動によって鳴り始める仕組み。曲目も7種類ありました。