明治11年(1878)3月25日、築地電信分局(前年の明治10年に官制改革が行われ、所管庁であった電信寮が電信局、現業局であった電信局は電信分局と改称された)を閉じ、木挽町に電信中央局を設置、同日開業式が挙行されました。これは同局の開業式であり、わが国の電信の開業式でもありました。早くから導入されたのは、囚人の護送や逃走者の緊急手配のために導入していた警察、そして日本の産業や国防を支える基幹産業であった炭坑や鉱山でした。