わが国の海底ケーブルは、明治5年(1872)の関門海峡の電信線敷設、また市外電話線の敷設としては、明治33年(1900)、同じ関門海峡の8心入GP二重外装浅海線の布設が最初です。その後、昭和12年(1937)満州事変の頃、搬送用海底ケーブルが日満ルートの一部として朝鮮海峡に敷設されました。同軸海底ケーブルは、昭和40年(1965)に瀬戸内海の備讃海峡に初めて敷設されています。