MASUDA/KyotoTIMES


稲垣稔次郎

1902年 3月3日  京都市下京区麸屋町綾小路下る俵屋町に生まれる
1922年 3月  京都市立美術工芸学校図案科を卒業
11月松坂屋京都支店図案部へ勤務、捺染友禅の図案を担当する
この頃より京都市内の染色工場で染色技術を研究する
1931年 5月  松坂屋京都支店を退店し以後染織図案及び染織工芸の研究に専念する
1958年10月  京都市立美術大学教授となる
1962年 3月  「型絵染」により重要無形文化財保持者(人間国宝)の指定を受ける。


型絵染

和紙をシブで貼り合わせたものに、図模様を印刀(先の鋭利な刃物)で彫りぬき、 その上から糊をおいて防染し、色をさして染め出した技法。
西陣・友禅の染技法から応用発展させ、新たに創造された。