ハナホウキタケ
──おいしいキノコにゃ毒がある?
ホウキタケの仲間には食べられるものもありますが、毒キノコもあります。
ハナホウキタケには毒性があって、吐き気や下痢、腹痛を起こしますので要注意です。
たんに「ホウキタケ」という名のキノコは毒性がなく風味も歯切れもよく最高の味。味の王者「ホンシメジ」と並ぶ横綱級で、ゆでてワサビ醤油で食べる歯ごたえと風味は、何とも言えません。
美しい花にはトゲがある、おいしいキノコには毒がある! 
ホウキタケの仲間には、このハナホウキタケだけでなく、コガネホウキタケ、キホウキタケなどに毒があります。それに、ホウキタケは個体変化が激しく見分けにくいので、手を出さないほうが賢明。

 毒キノコで有名なベニテングタケ。
これは赤黄色くて平べったい傘に白い点々が散っているキノコで、西洋の童話などによく出てきます。
これを食べると、30分ぐらいのうちに酒酔いの症状を示し、精神錯乱や幻覚を生じます。何時間も興奮が続き、こん睡状態におちいります。
イボテン酸がその主要原因なのですが、これは食べるとメチャうまい。グルタミン酸など足下にもおよびません。いくらおいしくても、狂気に至るのは、ごめんこうむりたいものです。