画図百鬼夜行 風之巻
(国立国会図書館所蔵)
解説
昔の家には、屋根に明かり取りのための窓が作られていました が、気配を感じてその窓の方を見ると、なんだかのぞき込むも のがいる、外へ出て屋根を見ても誰もいない時、しょうけらが 屋根から覗いているのだ、と言われます。しょうけらが屋根に いると、寝苦しくなるようです。
漢字では「精螻蛄」と書かれることもあります。