7/04(3日目)
ETAP-3
バルンウルト〜チョール
526.90km
夜明け、作家の戸井十月チームがゴールにたどり着いた。転倒による負傷、度重なるパンクで時間をとられた上、夜の闇の中で道に迷って時間をとられた。途中のチェックポイントで給油して休息した1時間を除いて、24時間走り続けていたのであった。すぐにメディカルチェックを受ける・・・今日のスタートまで30分しかない。
午前6時スタート
スタートには何とか間にあったものの、戸井選手のチームは睡眠どころか前日の昼食以降何も食べていない。スタートはしたが手の痛みに耐えきれず戸井選手はこの日リタイアした。
初日以来ミスコースしたり負傷したライダーが続出し、その対応にスタッフは追われている。大きな負傷事故も起きた・・・
夜、明日から始まるゴビ砂漠越えを前に緊急ミーティングがライダー全員を集めて開かれた。
「身体が馴れてきて、これから本当にラリーが面白くなる」。このレースのひとつのやま場である砂漠越えについて、レースを楽しむためにライダーたちと大会委員長が話し合った。結果、前半が移動区間に変更され、砂丘を含む後半がタイムを競う競技区間となった。
|