大形赤電話機の出現で、ダイヤル市外通話の便利さを味わった都民の関心は、ボックス用公衆電話機に集まっていました。昭和43年(1968)、大形赤電話機と同様の機能を持つボックス用公衆電話機が登場しました。東京、大阪、札幌などで商用試験を終え、同年12月から正式採用されました。この大形青電話機は、夜間でも使えるように、街角や駅前に多く設置され、ボックス内(一部ポール)に取りつけられていました。