戦後、硬貨の流通不足から、公衆電話料金の収納に紙幣を使わざるをえなくなり、硬貨投入口を紙幣用に改造した共電式公衆電話機が使用されました。これは、回路的に料金投入と通話に関連がなく、無料通話が可能でした。しかし、昭和27年(1952)から10円硬貨が流通しはじめたため、翌年1月、硬貨による公衆電話機として4号自動式ボックス公衆電話機が採用されました。これが青電話機の第1号となりました。昭和43年(1968)には大形青公衆電話機、昭和48年(1973)には新形青電話機が登場しています。