「日本の道議心いまだ地に落ちず」と駐留軍をびっくりさせてスタートした信用式公衆電話。しかし、料金収納率88.9%(全国)を誇る美しい精神に支えられたサービスも長くは続かず、その収納率は日に日に落ちていき、聞くも無惨な回収結果となっていきます。1953年(昭和28)に硬貨式公衆電話にバトンタッチされるまで、ほとんどお金の入らない状態で働き続けたとか。