戦災による電話の破壊から深刻な電話不足となり、これを解消するために登場したのが公衆電話機の店頭設置でした。ひとつは「簡易委託公衆電話」であり、もう一つは「委託公衆電話」でした。これらの電話機は普通の4号自動式卓上電話機が使われていましたが、昭和28年(1953)10月から委託公衆電話は、よく目立つ赤色にかえられ、これが「赤電話」のはじまりとなりました。