電気通信網のディジタル化の第2ステップとして市内系のディジタル化を可能としたのがD-70自動交換機です。昭和56年(1981)に世界初の全LSI化加入者回路を完成し、ディジタル、アナログの両加入者線に適したインターフェースを考慮した時分割集線方式を採用して実用化しました。そして、昭和58年(1983)、名古屋の大同局でサービスを開始し、その後市内系の標準交換機として全国的に導入されました。