元ヤクルトのミューレン三塁手一家が
高砂部屋を訪問。朝稽古中の小錦に
ガンバレ・コール!

■朝稽古の厳しさにビックリ


秋場所14日目の9月21日午前9時、小錦の友人で昨年のヤクルト・スワローズ日本一に貢献したヘンスリー・ミューレン三塁手が来日中のお父さんと弟さんを連れて高砂部屋を訪れ、朝稽古に汗を流す小錦を激励しました。当日は台風17号の接近で雲行きの怪しい天気でしたが、稽古場は熱気ムンムン。高砂親方(元・富士錦)や小錦が見守る中、土俵上ではこれまた人気力士の水戸泉が若い相撲取りに稽古を付けている最中で、まだザンバラ髪の若い相撲取りは足腰が立たないほど鍛えられ、息も絶え絶えといったところ。その厳しさ、激しさにはプロ野球の猛練習に慣れているはずのミューレン選手も目をパチクリ。相撲界には「3年先の稽古をせよ」という言葉がありますが、小錦もこういう猛稽古に耐えて大関にまで上りつめたのですね。   



■押す手形の枚数にギョッ
稽古が終わると、小錦はファンへの色紙に左手を朱色に染めて手形をぺったんぺったん。人気者の小錦だけにその日に押す枚数たるや1,050枚(!)とのこと。これは時間がかかるぞと思っていたら、涼しい顔であっという間に終了。その光景を興味深げに見ていたミューレン選手のお父さんと弟さんはさかんにカメラのシヤッターを切っていました。



■ちゃんこ鍋に舌鼓
相撲部屋でお相撲さんの定番料理「ちゃんこ鍋」をご馳走になる機会というのはそうそうあるものではありませんね。ミューレン選手一家はその日のちゃんこ当番である若いお相撲さんが作ったちゃんこ鍋に挑戦。大きな鉄の鍋の中にはぶつ切りの肉、魚、野菜などがわんさと入れられ、出汁(だし)の利いたスープが絶妙で、ミューレン選手もお父さんも弟さんもお代わりを連発、すっかりちゃんこ鍋が気に入った様子でした。その後、上がり座敷で小錦をはじめとしたお相撲さんたちと談笑し、お互いの健闘を誓い合って午後12時に部屋を後にしました。

 
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