平準化政策はとられたものの、韓国の受験戦争はまだまだ続いている。
そこで、受験にまつわる話をいくつかまとめてみた。
高校・中学では基本的には「一流校」はなくなったものの、大学においては
まだそれは存在している。韓国の三大一流校と言えば、まずソウル大学、
ヨンセ(延世)大学、コリョ(高羅)大学などが挙げられる。また女子大と
してはイファ大学が有名である。
どこの国にも、おまじないというものが存在する。韓国のおまじないをみてみよう。
受験の朝にワカメのスープは飲まない。これはワカメには滑べるという意味がある
からである。逆に、餅や固い水飴をたくさん食べる。
こうした水飴や餅は、単に食べるだけでなく受験当日に保護者が大学に来て、
校門に張り付けることもある。韓国では水飴・餅は受験生のシンボルのような
もので、受験の100日前になると受験生はこれらのものを後輩からプレゼント
されるのが半ば風習になっている。
また水飴・餅の他に、100日前には100日酒を飲むという習慣もある。
さらに最近では受験指輪(!!)やフォークをプレゼントすることも
ある。フォークをプレゼントするのは客観式問題の答をよく刺して、
という意味なのだそうだ。