ぼくらの巡航船
高知県須崎市浦ノ内湾。波穏やかな内海は,鏡のように空を映しこみます。
複雑に入り組んだリアス式海岸は見る角度を変える度に表情をかえます。
太平洋の荒波から横浪半島によって分け隔てられた浦ノ内湾は,
風光明媚な一面と,陸の孤島という一面を持ち合わせています。
地域の重要な交通手段はもちろん自動車ですが,お年寄りやこどもたちにとって
もっとも大事な足が須崎市営浦ノ内巡航船なのです。
浦ノ内湾北岸にある須崎市立浦ノ内小学校には,全校児童約70名のうち,
4分の1の児童が巡航船で毎日通学しているのです。

池ノ浦分校には3年生までの児童が通います。
巡航船を取材したのは,ちょうど夏休みでした。そのため,子どもたちの姿を巡航船に
見ることはできませんでした。しかし,巡航船は地域の重要な足です。
この日も,対岸に渡る地域の人を乗せて出航しました。
乗船客は着岸点から巡航船が近づくと手を振って合図を送ります。さもなければ,巡航船は
着岸もせず,次の港まで行ってしまうのです。

須崎市営浦ノ内巡航船
夏休みが終わると,また子どもたちが巡航船に戻ってきます。
次回は,子どもたちの船での通学の様子をお知らせしていきます。

サイバー少年団
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96/08/15 (C)高知県