お好み焼き(広島市)

 お好み焼きは広島の味で,広島っ子には昔から人気のある食べ物です。
最近は,冷凍食品にもなり全国で販売されるなど人気は高まっています。
 広島風お好み焼きは,戦前,「一銭洋食」の名で親しまれていたものが工夫を加えられ,現在の形に なりました。


[焼き方]
1.水ときの小麦粉を鉄板の上にクレープ状に薄く丸く伸ばす。
2.粉ガツオ,キャベツ,モヤシ,豚肉,イカ,エビなどの具を山盛りにする。
3.好みでそばやうどんを加え,裏返して蒸し焼きにする。
4.火が通ると専用ソースをたっぷりかけ,青のりを振る。

[専用ソース]
 まろやかな味や焼けたときに香ばしさを出すため,塩分や酸味を押さえるなどの工夫が重ねられて, 完成したといわれています。

[お好み村]
 広島市中心部のビルの中にある「お好み村」は,気軽に行けるとして,広島を訪れた観光客に 人気があります。

 現在では,冷凍食品として,広島のみならず東京,大阪のスーパーなどに置いてあるほか,JR, 空港などで観光客への土産物としても販売されています。


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