平和への取り組み


核兵器廃絶広島宣言


    核兵器廃絶に関する広島県宣言



 人類史上最初の原子爆弾被爆の惨禍を体験した私たち広島県民は、

核兵器の恐ろしさと被爆者の今なお続く苦しみをかみしめ、再び、

広島・長崎の悲劇を繰り返すことのないよう、機会あるたびに核兵

器の廃絶を全世界の人々に強く訴え続けてきた。

 しかしながら、今日なお、核兵器を保有するすべての国の核軍備

拡大競争が国際緊張を高め、世界の平和と人類の生存に脅威を与え

ている。

 生命の尊厳を改めて確認し、核兵器の廃絶と世界の恒久平和の実

現に努力することは、現在に生きる私たちの責務である。

 国際平和年に当たり、広島県は、国是である非核三原則を県是と

することをここに宣言する。




  昭和61年(1986)3月22日


                     広  島  県


第3回国連軍縮広島会議
1.趣 旨
 平成4年,平成6年に引き続き,国連主催による軍縮会議を広島で開催すること により,会議参加者は核兵器廃絶と世界恒久平和を求めるヒロシマの心を訴えると ともに,平和・核軍縮に関する国際世論の喚起に役立てます。
 また,これを機会に,国連の協力を得て広島県・広島市の主催により,会議参加者 と広島県民・市民による「広島県民・市民との対話」を開催する。
 会議終了後には,国連の協力を得て,広島県・広島市の主催により公開シンポジ ウムを開催します。

2.場 所
 広島国際会議場

3.会議日程
 平成8年5月20日(月)〜23日(木)
 (受入れ期間 平成8年5月19日(日)〜24日(金)

4.会議テーマ
 「より安全な核のない世界に向けての努力」

5.参加者
 国内外70名程度(政治家,政府高官,外交官,学者,マスコミ,NGO代表等)

6.主 催
 国連軍縮センター,国連アジア太平洋平和軍縮センター

7.協 力
 広島県,広島市,(財)広島平和文化センター

8.後 援
 外務省

9.広島県民・市民との対話の概要
 (1)日  時  平成8年5月22日(水) 午後3時〜午後5時
 (2)会  場  広島国際会議場 B2「ヒマワリ」
 (3)対  象  一般県民,市民
 (4)入場者数  600人程度


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