市章の意味

 廿日市市の「廿」と「日」を図案化し,「円滑」と「融和」を図り,廿日市市 の発展と躍進を象徴したもので,昭和35年(1960)に制定。



海と緑の豊かな自然と歴史がたたずむ文化都市,はつかいち



ポポロの森(公園)

 日本三景,安芸の宮島を対岸に望み,瀬戸内海国立公園である極楽寺山を背に した,美しい自然とゆかしい歴史を育む「はつかいち」。その地名は,毎月20 日に開かれた中世の定期市に由来します。
 鎌倉時代,この地一帯は厳島神社によって治められ,厳島神社再建のため多く の職人・商人が鎌倉から移り住みました。「はつかいち」は,こうした厳島文化 の波に洗われながら発展を続けます。江戸時代には,西国街道の宿駅が置かれ, 宿場町として栄えました。
 「はつかいち」は,広島県西部の沿岸部,政令指定都市広島市の西隣に位置し, 海と緑の豊かな自然環境に恵まれた住みよい街で,昭和63年(1988)市制を 施行しました。
 いま「はつかいち」は,人と自然の調和する文化都市として,また広島広域都 市圏の西部拠点都市として,21世紀へ向かって新たな飛躍の歴史をたどろうと しています。



自然の中にとき放つ。
環 境



極楽寺本堂

瀬戸内海を見下ろす標高693mの極楽寺山は,廿日市のシンボル。 国立公園にも指定され,みごとなモミの原生林や神秘的な蛇の池など, 豊かな自然の宝庫です。 また山頂の極楽寺には日本最大級の木造仏が鎮座し,穏やかな表情で訪れる人を迎えています。 蛇の池周辺は,素晴らしい自然を生かした憩いの森として,中国自然歩道,キャンプ場などが 整備されてきました。静かな森は,小鳥や花,木々などを多彩に抱えた自然の聖域です。

蛇の池

瀬戸内海国立公園
   極楽寺キャンプ場


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