受話器はひきちぎられ、電球はとられ、料金箱は壊され割り箸や釣り針で料金はつまみだされ、あげくの果てには電話機ごと消えてしまう。公衆電話の破損・盗難は戦後の大きな問題であり、窓をつけてみたり、扉に警告文を書いてみたりするものの、一向に効果はあがりません。直したそばから壊されていく“いたちごっこ”がくりかえされていきました。