明治37年、神田区、武田商会の武田房三氏が「多年苦心の末、電話消毒器を発明した」との記事が東京朝日新聞に掲載されます。なにやら「電話器械の送話口より、恐るべき肺結核病毒の伝播することを恐れた」ためだとか。この発明機「美麗かつ開閉によりて殺菌力を有する蒸発剤を注射する」仕掛けでありました。