市外通話の料金は、創業以来、各区間ごとに料金が定められていましたが、通話区域の激増が見込まれたので、明治39年より里程に応じた等級によって料金額を定めました。しかし、里程等級別料金によると、遠距離の通話料が大変高額となるために、明治43年4月より、遠距離逓減法を採用して遠距離料金の合理的値下げを行ないました。そして同年5月には、昼間時の通話のふくそう緩和のために、夜間逓減料金制も実施されました。