電気通信の基礎

電気信号変換のしくみ(音声)

電気通信で使用している各種端末機は情報を電気信号に変えて通信しています。電話機では、音を電気に、電気を音に変えて遠くまで伝えることができます。

音を電気信号に変えるしくみは、どんなふうになっているの?
マイクを例に考えてみましょう。音(空気の振動)が振動板を振るわせると、圧電素子がひずみ、電気が発生します。振動板の揺れが大きくなるほど圧電素子のひずみが大きくなり、高い電圧が発生します。
Shockwave
マイクは音声の振動によって生じる圧電素子のひずみを電気信号に変換します。

Shockwave

*圧電素子とは、機械的なひずみが発生すると、これに応じて電気を発生する素子をいいます。
電気信号を音に変えるしくみは、どんなふうになっているの?
電圧の強弱により圧電素子のひずみを変化させ、振動板を振るわせます。その振動が空気に伝わり音になります。かかる電圧が高いほど圧電素子のひずみが大きくなり、振動板も大きく揺れます。
Shockwave

スピーカーは電気信号を圧電素子のひずみに変化させ、その振動をコーン紙に伝えて音にしています。

Shockwave


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