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アメリカで生まれたコンピュータゲームは、日本独自のファミコンとなって、爆発的に普及することとなりました。はじめは子どもの熱中ぶりに眉をひそめ、時間制限などを設けていたものですが、やがて、深夜大人がゲームを楽しむ姿もめずらしくなくなりました。この驚異的な普及ぶりに目をつけたのが大手証券会社でした。ファミコンを電話回線に結びつけ、株価の変動や予想をグラフ化してテレビに映し出したり、ファミコンの操作によって株の売り買いをできるようにしたのです。電話回線がさまざまな可能性をもっていることを、いち早く示したものとなりました。
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