毎日新聞社提供
1964年(昭和39)、東京で第18回オリンピック競技大会が開催されます。それに先駆け、首都高速道路、名古屋−阪神間を結ぶ名神高速道路、東海道新幹線が整備され、都市と田舎の距離を縮めていきました。中継放送で伝えられる選手の活躍は、人々を一喜一憂させました。“東洋の魔女”と呼ばれた日本女子バレーの優勝を、買ったばかりのカラーテレビの前で、手に汗を握りながら見た人もたくさんいたことでしょう。