これまでの通話制度は、市内通話であれば7円で時間に制限なく通話ができるのに対し、市外通話は距離と時間によって課金されることになっており、市内通話と市外通話の料金格差は著しいものがありました。これを解消するために、通話料金の合理化案が検討され、昭和47年(1972)11月12日から実施されました。この広域時分制は、最低通話料区域を加入区域から単位料金区域まで拡大するとともに、加入区域内は無制限で通話できる「
度数制
」を「時分制」に改め、市内通話と市外通話の料金上の格差をなくしたものです。