鳥潟右一博士は、
明治45年
(1912)2月、29歳で世界最初の実用的な無線電話機「T.Y.K式無線電話機」を発明しました。T.Y.Kとは、発明者鳥潟右一、横山英太郎、北村政治郎3氏のイニシャルを取ったもの。「T.Y.K式無線電話機」は、まだ真空管が実用化されていなかった時代に、特殊の電極と直流を使用する火花式発信器と、鉱石受信機を組み合わせた無線電話装置を実用化したところに大きな意義がありました。