「電気通信と空」ツアー 2/6
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電話の創業が始まったころは、1加入者ごとに鉄や銅でできた裸線を1本1本ひいていました。電信線に加えて電話線が次々に加えられていく様を、人々は「ソーメン屋開業だ」「おいらんのカンザシだ」「船の帆柱だ」と言っていたようです。明治30年に電話線を束ねた最初の架空ケーブルが掛けられたのを機会に、このような風景は次第に姿を消していくこととなります。