利用者が増大するにつれて、それまでの磁石式交換機では円滑な交換サービスが困難となり、共電式交換機が導入されました。共電式交換機は、通話用電池を電話局に共通に設置した手動交換方式で、発信の時利用者が受話器を取り上げるだけで交換台の発信ランプが表示されるほか、機器の装置構成上からも回線収容能力が増大するなど、磁石式に比べて画期的に性能が向上しました。