課金機能

通話ごとの料金を料金制に基づいて算定し、記録するしくみを課金方式といい、交換機では通話のつど、発信日時、通話時間、通話相手等の内訳を自動記録し、そのデータをもとに通話料金をコンピュータ処理により算出しています。  そのため、交換機では、通話距離に応じ、単位料金で通信できる時間等、課金に必要な情報をすべてデータとしてメモリ上にもっています。

《交換機の課金処理の概略》

  1. 着信端末が応答すると発信側の交換機でその時刻をメモリ上に書き込みます。
  2. 通話終了時には、その終話時刻と応答時刻の差により通話時間を計算し、通話距離に応じた単位時間で割り算することにより通話度数を算出します。
  3. 発信端末の課金メータをメモリより読みだし、算出した通話度数を加算して再びメモリへ書き込みます。