ディジタル交換機は、制御系は電子交換機とほぼ同様ですが、通話路は直接ディジタル信号を交換できる時分割通話路と呼ばれる動作部品のない新しい方式が採用されています。接続は、アナログ信号を2進符合化パルス列にして多重化されて運ばれてきたディジタル信号の順序を入れ替えることによって接続します。これにより、光ファイバ方式とともに、ディジタル総合化が実現でき、ISDNをはじめとする通信システムの高度化・効率化を推進しています。