アナログ電話網は図のような4段構成で、近距離の通話は下の階位で処理し、遠距離の通話は必要に応じて順次上の階位に上げて処理することにより、設備の効率化を図っています。
- 統括局:RC
- 中心局区域(DA)をいくつか集中した区域を統括局区域(RA)といい、この区域の中心に統括局が設置されます。
- 中心局:DC
- 集中局区域(TA)を県単位程度に集中した区域を中心局区域(DA)といい、この区域の中心に中心局が設置されます。
- 集中局:TC
- 加入区域(LA)をいくつか集中した区域を集中局区域(TA)といい、この区域の中心に集中局が設置されます。
- 端局:EO
- 最下位の局階位で、加入者線を収容する交換局です。