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GROOVES ALBUM PICK UP

mission.gif LALO SCHIFRIN
MISSION IMPOSSIBLE
[dot]

最近の映画で初めて知ったという人も多いと思いますが、このアルバムが60年代当時「スパイ大作戦」というタイトルでお茶の間をにぎわせていた、そう、大平透のナレーションも懐かしいオリジナルのミッション インポッシブルです。 UNITED FUTURE ORGANIZATIONは残念なことにU2にテーマ曲をもってかれましたが、次のアルバム「THE PLANET PLAN」-邦題「プレイボーイ大作戦」-に収録されてますので是非チェックして見てください。
それまで待てないという人は、10月4日のGROOVESのU.F.Oで先取りをおすすめします。


U.N.C.L.E. HUGO MONTENEGRO
the man from U.N.C.L.E.
[RCA VICTOR]

スパイ大作戦とくれば「ナポレオンソロ」。このシリーズの「the girl from U.N.C.L.E.」は、DIMITRIがサンプリングしたとてもナイスなボサノバが聞けたり、話題には事欠きません。 どうやら96年後半はスパイブームが来そうな予感です。音楽は勿論、ある種行き着くとこまでいってしまった感のあるカジュアルファッシヨンに飽きた人達がピシッとダークスーツに身を固めクールに女を口説く。
酒場の角に追いやられたオヤジたちよ、今こそアンタたちの出番だ。終末感漂うクラブに新風を!ションベン臭いガキドモから大人の遊び場を取り戻そうではないか!


SPACE EXPERIENCE JOHN KEATING
SPACE EXPERIENCE
[EMI]

前述のHUGO MONTENEGROは、あのTEI TOWAさんがサンプリングしたことでも有名なmoog powerで 御馴染みですが、moog物もまだまだ気になる今日この頃、みつけましたJOHN KEATINGのその名も "SPACE EXPERIENCE"
STAR TREKを初めとして宇宙物のサウンドにムーグがピュンピュン飛び回りゴキゲンなアルバムですが何といってもキャロルキングのカバー「I FEEL THE EARTH MOVE」がベストトラック。世の中フォーキーブームとやらでいろんなアーティストのキャロルキングのカバーものが再発される中でまさにこれはブットビ。
アッ、mondoっていったほうがわかりやすいか。


WAY OUT! PERREY-KINGSLEY
the in sound from way out!
[VANGUARD]

ヒップ ホップのサンプリングソースとして有名な「MOOG INDIGO」のjean jacques perreyとgershon kingsleyのコンビによるこのアルバムは、テープコラージュを駆使した歴史的結晶。数々の実験音学をこの世に残した彼等は、まさに音楽の科学者。 このテのサウンドは、尊敬してやまないドクター・ヤン富田氏をすぐ思いだしがちだが、よく聴いてみるとYellow Magic Orchestraにそっくり。 ライナーを読んでもCOMPUTER,COSMIC,SPACEといった言葉がキーワードだということを理解するのにそう時間はかからない。つまりY.M.O.のコンセプトと共通するのだ。マーチィンデニーに代表されるエキゾチィズムオリエンタルエッセンスが加味されればY.M.O.サウンドに近づくんじゃないかとさえ思った。


INFINITY IN SOUND ESQUIVEL AND HIS ORCHESTRA
infinity in sound vol 2
[RCA]

MOOG,TAPE MUSICとくれば、テルミンですかねー。
イヤイヤ別にモンドミュージックフリークでもないんですが数年前から気にはなってました。このアルバムは最近手にいれたんですがオオーって感じでした、何がオオーっかというと、もともと前述のマーチィンデニーやレスバクスターのインチキ臭いエキゾチイックな感じが好きでよく聞いていたんですが、このアルバムは、力のあったころの裕福なアメリカのゴージヤスな感じに「アレ!」と思うような変な音がいっぱいつまってて聴覚や脳波までねじ曲げてくれるのです。恐らくそれがテルミン効果なのでしょうが、その辺がまさにオオーなのです。30年以上前のこのアルバムがブームのせいもあるのでしょうが、若い人達にもてはやされているという事実を考えると、テルミンって時間までねじ曲げてくれるタイムマシンの様で個人的にはワクワクします。


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