もうすぐシンシンは日本へ旅立つ。
　10年前は一人で、今度は夫人の蓋さんと一緒の半年間の研究留学である。 夫人も舞台衣装の専門家、彼女は初めての海外留学になるので、きっと期待は彼以上に大きいに違いない。

　この10年間で中国も大きく変わったが、日本もまた変化した。 前回は、専門の技術を身につけ、多くの友人を作って戻ってきたシンシン。 彼は、その誠実な人格から、関係者の間では、単に舞台技術の専門家としてだけではなく、もっと幅広く今後の日中の文化交流の掛け橋を担うことを期待されている。 今度の留学では、何をつかんで帰ってくるのだろうか？
　一路平安！

今回の取材では多忙な時間を割いていろいろと便宜をはかってくれたシンシン。
本当に有難う。

文：野猫

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