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Netscapeのブラウザー上でQuickTime VRをご覧いただくにはQuickTime pluginQuickTime VR Componentsが必要です。
Netscape Navigator3.0にはQuickTime pluginがはじめからバンドルされています。)

QTVR利用環境について

Macintosh ・68030 25Mhz CPU以上 - PowerPC推奨
・最低256色カラーモニター
・16MB RAM
・System 7.x and QuickTime 2.0
Windows ・386以上のCPU
・最低256色カラーモニター
・16MB RAM
・Windows 3.1 or Windows 95
このコンテントの配色には日本の古代色を使用しております。より本来の色で楽しんでいただくためには、32,000色以上のモニターを推奨いたします。


Using QTVR

QTVR画面が表示され、なにもしていない状態の時に現れます。

画面上でマウスをクリックした時に現れます。
ドラッグするとその方向が示されたカーソルが表示され、画面を360度回転させることができます。

ズームイン、ズームアウトした時に現れます。
オプションキー、コントロールキーを押すと、それぞれズームイン、ズームアウトすることが出来ます。


What is QTVR ?
QTVRとはApple社によって開発された新しいマルチメディアによる表現手段です。これは文字どおり簡易(Quick Time)Virtual Realltyです。高速演算機と特殊なインターフェースによる本来のVirtual Realltyと比べて臨場感という点では劣りますが、いくつかの画期的な要素を含んでいます。まず、比較的簡単に制作が可能で、極端に高度な処理技術を必要としないこと。容量が軽く現在のパーソナルユースのマシン上で十分稼働すること。データスーツなどの特殊な装置を使うことなくマウスとキーだけで誰にでも操作が可能なこと。そして、従来の写真画像をそのままQTVRに加工するため、実在の風景の中に入って行くという今までになかった視点を提供することが可能です。さらにQTVRは、現在のマルチメディア環境の中のほとんどすべての媒体(音声・静止画像・文章etc.)とリンクさせることが可能(マルチリンク)で、また、QTVRそのものを多数連結(マルチノード)して、空間を「自由に見て感じて歩き回る」ことも可能です。本来のVRが研究開発もしくはエンターテインメント用であるとするならQTVRは、パーソナルユース、マルチメディアネットワーク用とも言えます。

また私達は、近い将来に登場する大容量記録媒体(DVD)、それにともなうハードウェアの高速化も視野に入れています。たとえば、電子画像のネックともいえる画質と処理速度を飛躍的に高めることを考えています。これは現在の小型カメラの十数倍のフィルム面積をもつ大型4×5カメラで原版を撮影し、独自のプログラムで処理して大画面、高解像度、高圧縮率のQTVRを制作しようというものです。これによって仮想世界の「扉」はより大きく、「廊下」と「柱」はより広く長くなります。それがユーザー・クライアントを含めたマルチメディア環境を大幅に拡張することにつながると考えるからです。

QTVRは、単独では多少の双方向性を持った360°パノラマ写真に過ぎませんが、マルチメディア環境にリンクさせることでその本領を現わします。時間・空間・人・物すべてを含み込む仮想世界の「扉」「廊下」そして「柱」となる可能性を持っています。そして私達は、このプロジェクトを通してそれを実現しようと考えています。


How to make QTVR

Mr.saito photo