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質問(全員共通) |
1:あなたはそのとき京都に住んでおられますか、 その場合、希望をかなえるため何に取り組んでおられるでしょうか |
2:景観はみんなで作っていくものと思います、そのための行 動指針としてどんなことが考えられますか |
3:イメージでの京都の暮らしを現すキーワードは何でしょう か。浮かぶものを5つまで教えて下さい |
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1::正直いって、自分が75才になった時に京都にすんでいるかどうかは、分かりません。私は、生まれも育ちも京都というわけではないので。 |
2::新たに建築物を建てる場合、もっと慎重に検討すると良いのではないでしょうか。 |
3::自転車、路地裏、疎水、お地蔵さん |
戸塚さんへの質問:京都の暮らしと緑はどのようにつきあうべきでしょうか、つぼにはや嵐山に象徴される人工的自然美でしょうか。また、もっと野性的なものでしょうか。産業は自然とどうつきあうべきですか。 |
確かに京都は、四方を山に囲まれているという点では、緑に恵まれているかもしれません。実際は、その山もかなり弱ってしまっているようですが。しかし、街作りという視点でみた場合、街中に緑が本当に少ないという気がします。 たとえば公園。京都には、公園が少ないのではないでしょうか。一人あたりの公園面積は、東京のほうが大きいということも聞いたことがあります。私は、京都に取り入れる自然は、人工的なものでも、野性的なものでもどちらでも良いと思います。住民に安らぎを与えることができるものならば。 |
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1::京都だけでなく、色々な場所の写真を撮り続けたいと思っています。 |
2::自分の住む土地に対するプライドを持つことが大切だと思います。 |
3::安売りのスーパー(市場)、賀茂川沿いにある公園、自転車。 |
松崎さんへの質問:木の文化を活かすための仕組みで何か提案があれば教えて下さい。未来に京都の感性が残るとしたらそれは何でしょうか、風景だけ残ればいいのでし ょうか |
木の文化とは、古来から日本の精神的な文化的土壌を築いてきた重要な要素であると思います。伝統工芸品に見られる木を加工する技術やプロセス、そこに付随する精神性など、時間に追われて生きる我々にとって学ぶべきことは多いように感じます。未来とは決してコンクリートのビルが乱立する都市の姿ではなく、私たち人間が等身大のスケールで見た、心地よい文化のありようなのではないでしょうか。京都に息づく伝統工芸が、時代のニーズに合ったものに変っていくことを期待します。 |
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1::未だ判りませんが、京都は好きなので、在学中に何度か足を運びたいです。 |
2::今の時代に電気から木炭燃料に変換することは不可能と思いますが、ネオン一つとっても、そこで使われる色やデザインなどに工夫を凝らすことは出来ると思います。京都の伝統的な色づかいを踏まえて作られたネオンは、奇麗なものになるのではないでしょうか。 |
3::バス停に並ぶ人々。鴨川の水量。夕焼けの色。夜の静けさ。 |
宮本さんへの質問:アンチテーゼでしたら、あなたの望まれる姿は何でしょうか。 |
「NEON DAIMONJI」を見て思うように、大文字の送り火がネオンとなってしまっては、何の意味も、深さも、無くなってしまいます。町中から見上げる大文字の傍らに、ネオンが輝いているのは残念に思います。毎年行われる大文字の送り火が、何故、今なお続いているのか。 出来れば京都市内全ての電気を消して貰いたいです。それだけで十分だと思います。 |